グリストラップの浄化:
1)シュアゴー投入前の確認
@強力な殺菌剤を使用していないか
強力な殺菌剤を使用していますと、グリース・トラップ内に菌が生息できず、シュアゴーを投入ても、シュアーゴーが菌製剤ではないため、生分解は進行しません。
APHの確認
食器自動洗滌機を使用している場合、殺菌のためアルカリ洗剤(水酸化ナトリウムや水酸化カリウム配合を使用していることが多く、大抵は中和槽で中和してグリース・トラップに流入するのですが、中和していない場合グリース・トラップがアルカリ性になり、菌が生息できなくなります。生分解可能なPHは、6.5〜8.5の間 です。
B強電解水を殺菌に使用していないか
pHの場合と同じで、生分解ができない状態になっています。
C中和されている場合
菌の絶対数が少ないので、菌を投入してやることが必要です。真水で手を洗って投入しても効果がありますが、菌製剤の使用が必要です。菌製剤については、効果的なものを選定実験中です。
D中和されていない場合
バイオ・レメディエーション手法での浄化はできません。
2)グリース・トラップ容量とシュアゴーの投入量
| グリース・トラップの容量 |
人手による投入 |
自動注入装置による投入 |
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立ち上げ時
(グリーン・ラベル)
|
立ち上げ後
(ブラック・ラベル)
|
最初の1カ月
(グリーン・ラベル)
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2カ月目以降
(ブラック・ラベル)
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| ≦ 200g
400
1200
2000
4000
6000
8000
10000
12000
14000
|
1g/日/4日間
2 〃 4 〃
3 〃 4 〃
4 〃 4 〃
4 〃 5 〃
4 〃 5 〃
4 〃 5 〃
4 〃 5 〃
4 〃 6 〃
4 〃 6 〃
|
1g/週
2 〃
3 〃
4 〃
4 〃
5 〃
6 〃
7 〃
8 〃
9 〃
|
0.50g/日
0.61 〃
0.92 〃
1.22 〃
1.78 〃
2.18 〃
2.58 〃
2.78 〃
3.03 〃
3.38 〃
|
0.25g/日
0.33 〃
0.59 〃
0.72 〃
0.90 〃
1.09 〃
1.29 〃
1.49 〃
1.52 〃
1.98 〃
|
3)人手による投入の際の注意
@シュアゴーの投入は、排水系が閉じられているか、または、流出量が最小限の時に行なって下さい。
(例えば、社員食堂であれば、休日前の業務終了時)
A投入に際しては、所定量を流入側から見て第1槽、第2槽に1/2宛均一に投入して下さい。
4)投入開始後の注意
@投入開始後1〜2週間は、時々見回って下さい。
通常1週間でスカムが発生して変化が生じ、2週間で臭気が消え、4週間で汚水が透明になります。
A最初の1〜2週間で変化が出ない場合は、例えば、使っていなかった殺菌剤を急に使い始めたり、洗剤を変更したりと言う、微生物が増殖しない何らかの原因がありますので、調査が必要です。
B浄化処理が一旦立ち上がれば、投入量を減らしても元には戻りませんが、投入を忘れたり中止すると、約2週間で元に戻りますので、注意が必要です。
屎尿処理・浄化合併槽:
グリストラップには生分解の機能が付与されていませんが、屎尿処理場や浄化合併槽には、生分解の機能が備わっていますので、グリス・トラップへの添加量の20%程度の添加で効果があります。
立上げ後は、臭気やBODの数値(200程度に下がった場合)により、3〜5ppmまで添加量を減量することが可能です。
有機肥料生産:
魚かす、野菜くず等からの有機肥料生産時の消臭・時簡短縮に非常に有効です。
その他使用方法 :
1−2%液をグリストラップや排水溝に点滴注入する、床の油汚れがひどい場合には床に散布する。
生ゴミ処理機の消臭、脱臭目的の場合スプレーで散布する。
埋立地に散布する際には、水で1000倍に希釈して使用する。